これまでは脱毛と聞くと、美容院と同じようにプロに任せなければならず、自分ではできないものという認識がありました。
しかし、最近ではセルフ脱毛サロンという場所や、家庭用脱毛器という選択肢もありますが、それぞれはどのような特徴と違いがり、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器の違い
– | セルフ脱毛サロン | 家庭用脱毛器 |
---|---|---|
料金 | 3,500円程度/1回あたり | 5〜10万程度 |
照射可能回数 | 無制限 | 回数制限あり |
照射範囲 | 顔やVIOを含む全身 | 顔やVIOは機械による |
メリット | サロンと同じ出力 | 場所と時間は自由 |
デメリット | お店に行かなければならない | 出力が低く効果に時間か掛かる |
セルフ脱毛と家庭脱毛器は、自分で脱毛を行うという点においては大きな違いはありません。しかし、掛かる費用やそれぞれのサービスの使い方には違いがあります。
また何事も同じですが、それぞれにはメリットとデメリットがあります。
自分で行う脱毛について、自分が何に重視するかによって、選ぶものは変わり、メリットとデメリットも変わってきます。
まず掛かる料金は最初に払う金額が高いか安いか、継続して払うかとなどの違いがあります。また脱毛の範囲や効果にも、それぞれ違いがあります。
それぞれの良し悪しを比較しながら、詳しく解説していきたいと思います。
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器の効果について比較
セルフ脱毛サロンの効果
セルフ脱毛のサロンでは、光脱毛の機械を使っているサロンが多いです。
しかしこれでは脱毛クリニックで受けるような永久脱毛は不可能です。
このため、セルフ脱毛のサロンで受けることができるのは光脱毛が多く、減毛や抑毛効果を得られると理解する必要があります。
セルフ脱毛であっても、数回受けただけで効果を実感できたと言う人もいます。
しかし全身の脱毛の効果を得るまでには、個人差があるものの平均で3年から5年かかると言われています。
家庭用脱毛器の効果
出力数が低いため、効果が出るまで時間がかかる
家庭用脱毛器は、セルフ脱毛や脱毛サロンで使われている脱毛器を使うことができません。
家庭でも安全に使えるように出力数が低く設定されているものが多く、効果が出るまでに時間がかかる場合があります。
しかし、IPL脱毛を選ぶことや連続照射ができる機器を選ぶことで、家庭用脱毛器であっても高い効果を得ることは可能です。
機種や頻度、毛の質などによって個人差があることは否めませんが、家庭用脱毛器は全身の完全脱毛までに1年程度と言われています。
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器の料金を比較
セルフ脱毛サロンの料金
クリニックやサロンと比較して圧倒的に安いとあるが
それは1回あたりの価格であって
脱毛が終わるまで通うとなるとクリニックより高くなることもある
セルフ脱毛のサロンは都度払いのシステムを取り入れているお店が多いです。
このため、1回に払う金額が安く済み、自分の都合に合わせてサロンに通うことで支払いの心配をする必要がありません。
しかし、セルフ脱毛のサロンはプラン加入でないことから、最終的にサロン脱毛より費用が掛かってしまったという場合もあります。
またセルフ脱毛のサロンは、営業時間を長く設定しているお店が多く、学校や仕事帰りなど、自分のスケジュールに合わせて脱毛を行うことができます。
家庭用脱毛器の料金
買い切りなので脱毛器本体の価格以上にかからない
家庭用脱毛器は機械そのものが高価である場合が多く、一度に払う金額が高くなります。
ただ一度、購入してしまえば、それ以後脱毛器を使うごとに料金が発生するわけではないので、本体以上の料金が掛かることはありません。
また自宅で使うことがでいますから、サロンまで行く手間がかかりません。
サロンが営業していない時間であっても、自分の好きな時間に脱毛を行うことができ、そこに追加で料金が発生するということもありません。
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器の脱毛できる範囲を比較
セルフ脱毛サロンの脱毛できる範囲
セルフ脱毛サロンは一人しか個室に入れないので自分の手の届く範囲しかできない
セルフ脱毛は、お店が取り入れている脱毛器によっても違いますが、基本的に顔やVIOを含む全身の脱毛を行うことが可能です。
ただ自分で脱毛を行うことから、手が届きにくい部位などには、剃り残しができてしまうことがあります。
しかしセルフ脱毛サロンでは、セルフ専用に開発した脱毛器を取り入れているお店が増えてきており、セルフでもきちんと脱毛が行えるようになっています。
またセルフ脱毛サロンでは脱毛サロンと違い、自分で施術を行うことから、対人非接触で脱毛を行うことができます。
家庭用脱毛器の脱毛できる範囲
家庭用脱毛器は家族に手伝ってもらえる
家庭用脱毛器では、顔やVIOの脱毛について機械によって異なる場合が多くあります。
また、家庭用脱毛機も自分で脱毛を行うという点では、手の届きにくい部位などは剃り残しができてしまうことがあります。
ただ、家庭用脱毛器を使う場合には、家族に確認してもらったり、手伝ってもらうことが可能です。
脱毛する場所を選ぶ必要がないので、自宅のリビングで家族に手伝ってもらったり、確認してもらいながら脱毛をするということも可能です。
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器のメリットとデメリットを比較
パワー設定ができるのは家庭用脱毛器
家庭用脱毛器の多くは、専門的な知識や技術がない一般の人が使うことを想定して作られています。
このため使う人は脱毛のことを知らない人だという前提があり、セルフ脱毛のサロンや、脱毛サロンなどで使われている脱毛器に比べると出力が弱く、安全に脱毛を行える機能がついているものが多いという特徴があります。
また、出力を設定できるように作られているものが多く、自分の毛や脱毛器の取り扱いの技術によって、パワーを設定できるようになっています。
衛生面で安心できるのも家庭用脱毛器
近年、人と接したり、清潔を保つことに細心の注意を払わなければならない状況が続いています。
家庭用脱毛器は、自宅で使うことや、使う人が限定されています。
見知らぬ人が使った脱毛器を使うわけではないはないため、感染対策を講じることが容易です。
このため、衛生面においても安心して脱毛を行うことができます。
また、お店が営業することができないという状況になってしまった場合でも、自宅でいつも同じ脱毛を行うことができます。
コスパ的にも家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、確かに一度にかかる金額が大きいもので、気軽な買い物ではないかもしれません。
しかし、自分だけが使うわけではなく、家族で共有することを考えれば、それぞれがセルフ脱毛をしたり、脱毛サロンに通うことより、費用が抑えられることは明らかでしょう。
また都度、料金が発生することがありません。
納得行くまで好きな時間に脱毛することができますから、経済的にも時間的にも拘束されずに脱毛を行うことが可能であるというわけです。
セルフ脱毛サロンと家庭用脱毛器の違いまとめ
高いお金を払って通い続ける脱毛サロンより、脱毛サロンと同じ機械を使って自分で脱毛をするセルフ脱毛がいいという人がいます。
しかし、どちらにしても自分でやるなら、家庭用脱毛器のほうが良いという人がいます。
それは、誰にも何にも遠慮せず、好きな時間に好きな場所で好きなだけ家庭用脱毛器を使うという魅力ではないでしょうか。